使用構築
TN:かしゅなつ
最終・最高レート:2004 (277位)
初めましての方は初めまして。
嫁ポケのニンフィアとともにランクマを潜っているかしゅなつを申します。
レギュFお疲れさまでした。
レギュF最後のシーズンでレート2000を達成したので約1年ぶりに構築記事を書こうと思います。
構築経緯
1月~3月までのシーズンはポケカをやっており、ランクマをあまりやってこなかったため、環境把握から必要な状況でした。
基本的にはBIG6、グライママンなどが多く感じたため、それらに強く出れ、使ってみたかった眼鏡ステラタケルライコウを採用しました。
パオ+カミがきついのでスカーフ水ウーラオス、チョッキランドを採用。
ガチグマやハバカミにそこそこ強く、物理ポケモンを大体見れ、タケルライコウとの相性のよいHBアーマーガーを採用。
ここまででやや火力不足のため受けを破壊できる鉢巻パオジアンを採用した。
環境的にあくびが刺さり、あくびでの対面操作から高火力を押し付けられるため、残飯あくびニンフィアを採用した。
単体解説
ニンフィア
テラスタイプ:水
特性:フェアリースキン
実数値:202(252)-×-128(252+)-130-151(4)-80
持ち物:食べ残し
技構成:ハイパーボイス/あくび/願い事/守る
<調整意図>
HBぶっぱ。
環境的にHDにする必要はないためHB一択。
ポリ2やアシレーヌ意識でSを少し降るかは好みだと思います。
最強、最かわのポケモン
前述のとおり、あくびの通りがよい環境であり、選出して腐る場面がなかった。
はじめは願い事をバトンタッチにして試していたが、過労死しがちであり、持ち前の耐久と対面性能を発揮できないため、いつもの願い事型に戻した。
選出率はだいたい50~60%程度。感覚的に出せそうなときはほとんど出していた。
アーマーガア
テラスタイプ:ノーマル
特性:ミラーアーマー
実数値:205(252)-107-172(252+)-×-106(4)-87
持ち物:お盆
技構成:アイアンヘッド/とんぼ返り/挑発/羽休め
<調整意図>
HBぶっぱ。物理受け。
HBでもガチグマやブースカミを誤魔化せる。
物理+ガチグマ受け
環境的に強いポケモンであったと思うがあまり信用していないポケモン。
火力に押し切られる場面もあり、安易に出すと過労死しがち。
炎オーガポンやイーユイ入りの構築には一度も選出しなかった。
反対にアーマーガアが重い構築に対しては初手から投げ、蜻蛉から有利対面を作りに行く展開も多かった。
受け寄りの構築を崩す際には積極的に選出した。
タケルライコ
テラスタイプ:ステラ
特性:こだいかっせい
実数値:201(4)-×-111-189(252)-109-139(252+)
持ち物:こだわり眼鏡
技構成:じんらい/10万/ボルチェン/流星群
<調整意図>
CSぶっぱ。
同速意識、耐久振りオーガポンやウーラオスの上をとれるよう最速。
火力不足は十分だと感じた。
本構築のエース
ステラ流星でH振りチョッキガチグマまで落とせる高火力が魅力的。
構築的にガチグマや水ウーラが初手にきやすいため、初手から出して流星ぶっぱすることも多々あった。
有利対面を作れれば1匹は持っててくれた。流星外しも多かったが....
パオジアン
テラスタイプ:ゴースト
特性:災いの剣
実数値:155-189(252+)-101(4)-×-85-187(252)
持ち物:こだわり鉢巻
<調整意図>
ASぶっぱ。
Bに振るか迷ったが同速意識で準速にした。
かわいい猫ちゃん(火力は可愛くない)
火力エース②
受け構築に対してタケルライコとともに破壊してきた。
パオジアンはいろいろ使ってきが、微妙な火力不足や電気テラス択など苦手部分が多かったため、鉢巻が個人的には好き。
サイコファングの枠は好み次第。
テラスは悪でも良いと思った。
水ウーラオス
テラスタイプ:水
特性:ふかつのこぶし
実数値:175-200(252+)-121(4)-×-80-149(252)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:水流連打/インファイト/蜻蛉/アイススピナー
<調整意図>
ASぶっぱ。
レギュF最強ポケモンと思っている
初手性能、詰め、サイクル形成すべてにおいて最高水準だと感じた。
タケルライコウとの相性も良かった。
ランドロス
テラスタイプ:鋼
特性:いかく
実数値:175(84)-209(196+)-111(4)-×-112(92)-128(132)
持ち物:とつげきちょっき
技構成:じしん/じわれ/蜻蛉/岩石封じ
<調整意図>
HB:威嚇込みA特化オーガポンのツタこん棒85%で2耐え
HD:C特化ガチグマのテラスブラッドムーン+真空波確定耐え
ポリ2のDL調整
A:11n
威嚇込みで大体の攻撃を受けれる最強ポケ
当初はブリジュラスに対して強く出るために採用したが、後半はブリジュラスの数が減ったように感じたため、主にはハバカミ専用機だった。威嚇を絡めることでニンフィアやアーマーガアの相対的な耐久を上げることができるため、選出して腐ることは少なかった。
パオジアンと並べることで相手の水ウーラオスを初手に呼び寄せていたと思う。
じわれは楽したい時にうってた。大体外した。
氷テラスのランド、ブリジュラス、タケルライコウは当たらないことで対策としました。(3回あたった)
基本選出
大体相手の初手はガチグマか水ウーラのことが多かったためタケルライコウを合わせて破壊した。後手から出てくるハバカミもブーストならランドで引きが間にあう。
勝率は全体で7割程度、最終日は100%勝てた。
ママングライ:タケルライコウ+パオジアン+ニンフィアorアーマーガア
イーユイ入りにはアーマーガアは投げないようにした。
相手もアーマーガアの影響でグライオンの選出率が低い印象があった。
初手でタケルライコウ、イーユイ対面はステラじんらいで吹き飛ばすよう意識。
タケルライコウ、ママンボウ対面はボルチェン→パオ引きでミラーコートをケアしつつパオの火力を押し付ける。
勝率7~8割程度。
レギュF楽しかったです!レギュGもニンフィアとともに頑張りたいと思います!
以下は余談です。
レギュFにおけるニンフィア選出のカギ
ニンフィアをSV環境で使い続けて、1年半弱経過しました。
環境にいるほぼ全ポケモンに対するダメ感は感覚的にわかるようになってきました。
このポケモンを使い続けた個人的なポイントを綴ります。(今回使用した型の場合)
〇不利構築と有利構築
基本的にはサイクルの補助の役割が主な要素ですが、敵のサイクルを荒らす要素もあります。あくびでの対面操作は強く、相手の選出を把握でき、こちらの択の要素を減らすことができます。しかし、火力インフレの波に押され、受けがきかない場面も多々ありました。そのため、こちらのサイクルが崩壊する相手には選出せず、相手のサイクルを乱す、崩壊させられる場合は選出しました。
具体的には、BIG6のような火力で押し切ってくるような構築には選出は向いていないと思います。ガチグマ、パオ、ウーラオス、ハバタクカミ、カイリューに対して対面だけで見れば有利よりだと思いますが、テラスを切ってごり押されるとこちらの数的不利を作ってしまう負けパターン展開が多いと思いました。
反対に相手の展開構築(壁やステロブリジュラス、ディンルーなど)や有限サイクルに対してはあくびが刺さり、取り巻きにサーフゴーや炎オーガポンがいても選出することが多かった。願い事、まもるのタイミングは難しいが慣れてくると、どのタイミングで打つべきかわかってくるようになると思います。
〇願い事型のもう一つの利点
それは、TODの選択肢です。
受け構築に対してタケルライコウやパオジアンで数的有利を取れれば、大体の受け構築はニンフィアでTODが可能です。(一撃技は知りません)
〇願い事型以外の選択肢
前述したバトン型のほかにジャポ、ゴツメ、チョッキ型など考えましたが、やはり火力で押し切られる不利展開が多く、活躍させてあげられませんでした。
レギュGではチョッキ型は結構面白いと思っています。
改めて好きなポケモンを使うのは楽しいことだと感じました。
これからも楽しみたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
また機会があったら書きたいと思います。